本ページは、精神科医・畠山博行(マインドルート代表医師)の監修のもとで執筆されています。

スポーツメンタル・トレーニング|緊張を力に変える!精神科医監修のスポーツメンタルトレーニング

部活で緊張してしまうあなたへ:心の準備もトレーニングできる!

読者アイコン 読者:こんにちは。僕、試合になると緊張してミスしちゃうんです。部活の仲間にも迷惑かけてる気がして…どうしたらいいでしょうか。

ハタケ ハタケ:私も経験がありますよ。実力があるのに緊張でうまくいかないと、本当に悔しい気持ちになりますよね。実は、そういうときには“心のクセ”が関係していることが多いんです。

クロ先生 クロ先生:実際、10代の学生さんでもメンタルトレーニングを受けることで、試合中の緊張や不安をうまくコントロールできるようになるという研究(Mayolas-Piら, 2025)もありますよ。
ちなみに、スポーツメンタルトレーニングはオリンピック選手たちの間でも当たり前のように取り入れられている方法です。心の準備も、身体のトレーニングと同じくらい大切なんです。

読者アイコン 読者:えっ、本当に?でも僕、中学生なんですけど、メンタルトレーニングって受けられるんですか?

クロ先生 クロ先生:もちろん受けられますよ。ただ、未成年の方の場合は、保護者の方からご予約いただく必要があります。
マインドルートのスポーツメンタルトレーニングでは、親御さんと事前にお話しいただいたうえで予約をお願いしていますので、ぜひ一度ご相談してみてくださいね。

ハタケ ハタケ:実際に受けてくれた学生さんからは「緊張しても落ち着いてプレーできるようになった」という感想も多いですよ。少しずつ、自分の心との付き合い方がわかってくると思います。

読者アイコン 読者:それならやってみたいです。でも…ひとりで受けるのはちょっと緊張します。友達と一緒でも大丈夫ですか?

クロ先生 クロ先生:はい、大丈夫ですよ。お友達と一緒に受けることでリラックスして取り組めますし、お互いに支え合いながら成長できると思います。実際にペアやグループで参加している学生さんもたくさんいらっしゃいますよ。

ハタケ ハタケ:現在、最大99人まで同じセッションでご参加いただけます(笑)。部活の仲間やまわりの友達と一緒に取り組んでみるのもいい方法ですね。まずは親御さんや部活の先生に相談して、ご予約なさってみてください。応援しています!

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投稿者プロフィール

畠山 博行
畠山 博行精神科医/マインドルート代表医師
2020年 東海大学医学部卒業。総合病院、離島医療、児童精神科などでの診療を経て、現在は急性期医療から在宅医療まで幅広い臨床現場に携わりながら、子どもから大人までのメンタルケアにも従事。

試験前やスポーツ前の緊張、不安定な集中力、やる気の波などに対し、スポーツメンタルトレーニングの視点を取り入れた自律訓練法や認知的アプローチを活用。オンラインで気軽に受けられるメンタル支援サービス「マインドルート」を運営。

「禁煙したいけどやめられない」「本番に強くなりたい」「緊張を力に変えたい」といった悩みに寄り添い、心と行動を整えるサポートを行っている。

また、「子育てがきつい・しんどい」と感じる方の悩みにも、自身の育児経験をもとに等身大の視点で発信。PubMedなどの論文を通じた確かなエビデンスに基づき、信頼できる情報をわかりやすくコラム形式で届けている。

所属学会:日本精神神経学会、日本神経精神薬理学会、かながわ地域精神科医会

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